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◇県警が捜査
　「家賃振込口座のお知らせ」と振込口座変更を装った封書が、広島市内などの賃貸マンションの郵便受けに相次いで投かんされている。県内では初めてのケースで、県警は新種の振り込め詐欺とみて調べている。
　県警生活安全企画課によると、投かんされた封書は２月２０日付で、「中国土地建物管理センター」という実在しない会社名と代表者の名前を記していた。２月から管理会社が変更し、家賃の振り込み方法・口座が変わるという内容。広島市内や東広島市内の賃貸マンションの郵便受けに投かんされていた。マンションの管理人や不動産会社からの連絡で発覚。実際の被害はなく、県警などが直ちに口座の凍結手続きをした。同課は、現在の管理会社に確認するなどして、不安や不審な点があれば警察や消費生活センターに相談するよう呼びかけている。【井上梢】